無地から花柄に変化!

熱で革を磨き光沢を出す工程を紹介しましたが、

(→熱で磨く工程)

その工程を利用して模様をつける事もあります。

この工程も“手しごと”です。

 

マエストロが作業中の画をパチリ。

写真のように花柄の木版の上に少し工程を施した革をのせます。

そして同じ道具を使って革を磨きます。

 

磨く前、磨いた後の変化を並べてみました。

 

※右:磨き前 左:磨き後

こんな感じに変化します!

お財布やキーケース、ポシェットに!

磨いた後は、革の質感は硬くなります。

ですので、柔らかさが欲しいトートバッグなどには不向きです。。

ピシッとした張りのある製品に向きます。

男性用・女性用どちらのアイテムにもオススメデザインです。

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サイトウミナコ
京都市出身。 大学卒業後、アパレル企業に入りファッションアドバイザーを勤める。 2011年 レザー製のハンドバッグ製作に憧れ単身フィレンツェに渡る。 バッグ職人訓練校scuola del cuoioでの技術習得後、バッグメーカーの見習いに入る。 2014年 創業1881年の革工房Bruscoli(ブルスコリ)の4代目パオロ氏と出会い技術を習い仕事を共にする。 2016年1月Bruscoliを引き継ぐ。 Bruscoli工房は“予約制”です