私が工芸を行う中で、ものを創る思う気持ちの優先事項としては機能的なものを作りたいというよりも美しいものを作りたいという気持ちの方が大きいです。
便利なものでなくてよくて、
一見変なものでもよい。
便利なものやコスパのよいものはもうすでに世の中にたくさん存在していると思うのです。
別に無くてもよいもの、
無くても困らないもの、
でもあるとなんか特別ですこし気分が上がるようなものが作りたいなと思っています。
レザーに金の装飾をほどこしたカップスリーブ。
額縁風の取手にしてみました。
いくらでも簡易に作ろうと思えば出来る物であるけれど、
いくらでもコストを安く作ろうと思えば出来る物であるけれど、
素材を贅沢に使い、素材や形、強度にこだわりにこだわって試作を重ねました。
代えのきく使い捨てのものではなくて、数回で使えなくなるようなものでなくて長く使えるものを。
600円のコーヒーにカップスリーブを足すととっても高級なコーヒーになってしまいますが、
〝大事なひとときを特別な時間にする〟
ものになればいいなとカーフレザーの中でも高級ラインのもので、高級なハンドバッグに使われる芯材をスリーブ本体に贅沢に使い、容易に作れない技術で時間のかかる工程を選んだいっさいの妥協をしていないものにたどり着きました。
22カラットのゴールドかイミテーションゴールドかキラキラ感も価格も変わりますがお試しいただけると幸いです。
SHOP↓
こだわりポイント山盛りのスリーブです。
詳細はshopのアイテム説明をご覧になってくださいね。🇮🇹
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サイトウミナコ
Director : Bruscoli dal 1881
京都市出身。
大学卒業後、アパレル企業に入りファッションアドバイザーを勤める。
2011年 レザー製のハンドバッグ製作に憧れ単身フィレンツェに渡る。
バッグ職人訓練校scuola del cuoioでの技術習得後、バッグメーカーの見習いに入る。
2014年 創業1881年の革工房Bruscoli(ブルスコリ)の4代目パオロ氏と出会い技術を習い仕事を共にする。
2016年1月Bruscoliを引き継ぐ。
Bruscoli工房は“予約制”です
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